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魅せるグラフの作り方【読み手の心を動かす】

魅せるグラフの作り方【読み手の心を動かす】

ブログにグラフを貼りたいけど、なんか見づらい気がする…
どういうグラフを見せれば伝わるのか、よく分からない…

という方に向けて書いています。今回の記事は、孫正義社長が「一発OK」を連発した社内プレゼンの達人で知られる前田鎌利さんの代表作の一つ社内プレゼンの資料作成術でのノウハウを基に、伝えたいことが的確に伝わるグラフの作り方を紹介しています!

グラフは見せ方によって受取る人の印象が変わります。では早速見てみましょう。以下の画像は消費者に「当社がシェアナンバー1である」ことを伝えるためのグラフです。タイトルはどちらも【シェアナンバー1】です。

左の円グラフはよく見る円グラフです。相手に全ての情報を伝えようとしています。一方で右の円グラフは伝えたい情報だけを伝えています。どちらも情報を伝えるために使用したサイズは同じです。どちらが相手に伝わるか一目瞭然ですよね。

今回の記事では読み手に伝わりやすいグラフの作り方について解説します。ブロガーやアフィリエイターだけでなくビジネスシーンでも使えるノウハウになっています。魅せるグラフを作って、情報をより分かりやすく伝えられるようになりましょう!

魅せるグラフを作る前に決めること

グラフには必ず目的があります。先ほどのグラフの例ですが、実は目的によって正解は変わります。「当社は業界ナンバー1でお客様からの支持を得ています!」と顧客に伝えたいのであれば正解は右ですが、「弊社のシェアは現在業界トップにあります」と社内でプレゼンするなら左のグラフが正解です。

グラフには必ず目的があります。目的が曖昧だと、どんなグラフを作るべきか分かりません。グラフを作る時には誰に何のためにグラフを見せるのかを考えてください。

 

魅せるグラフの作り方:必要ではない情報を削る

先ほどのグラフの例で言うと、他社のシェア状況を伝える必要はありません。顧客に自分の会社のシェア状況を口頭で伝える時に「弊社は38%で業界トップです!A社は24%で業界2位、B社は20%、C社は11%、D社は7%です」なんて話さないですよね。他社がどの程度の割合を占めているのかは自分が伝えたい事とは関係ないはずです。

必要ではない情報を削ると【あなたが相手に伝えたいこと】が伝わりやすくなります。もし他社のシェア状況も必要だという場合は以下のようにしてみましょう。

仮に他社のシェア情報が必要だとしても「当社のシェア」が最も重要な情報なはずです。色を細かく分けずに、他社のシェア情報はグレーの同系色で統一しましょう。読み手にとっては、グラフの情報を全てキャッチして取捨選択しなくても、グラフを見た時点で重要な情報が分かるので話が伝わりやすくなります。

 

魅せるグラフの作り方:伝えたいことを強調する

以下の画像はアフィリエイターマーケティング協会が出している2019年のアンケート【アフィリエイトでの1ヶ月間の収入】です。

この画像は一度僕のブログでそのまま掲載しようかと思ったのですが【自分が伝えたいこと】が伝わらないと思い、変更しました。伝わらない理由は情報が多すぎること、それぞれの情報の重要性が区別されていないからの二つです。下の画像は僕が作ったグラフです。

このグラフで伝えたいことは【アフィリエイターを本業として生計を立てられる収入を得ている人はどれくらいいるのか】です。最初のグラフと内容は変わっていません。ですが僕は、最初のグラフを作った人よりも伝えたいことをより明確にしていました。そして、僕が伝えたいことを的確に相手に伝えるために変更したことは次の4点です。

過去の情報を削除し、現在の情報だけにした

今回のグラフの目的は「アフィリエイターという職業でどれくらい稼げるのか」です。そのため、過去の情報は必要ないので省きました。省かないとグラフを見た人は本題から逸れて「なぜ去年より稼げている人が少ないのだろうか…」という新たな疑問が生まれます。そしてこの疑問に答えなければあなたの株は落ちてしまいますし、答ると伝えたいことが霞んでしまいます。そのため自分の伝えたいこと以外の情報は切り捨てましょう

 

細かすぎる分類は合算した

元の収入毎のアンケートは、11個に分類されていました。「1,000円以上5,000円未満」「5,000円以上1万円未満」など細かく分類されている情報は合算し、情報量を減らしました。情報量を減らせば読み手が自分の伝えたいことを見つけやすくなります。

 

分類の合算は読み手が抱く印象を考慮した

分類の合算の仕方も工夫しています。下の図を見てください。

この2つのグラフはどちらも最初のグラフの結果を基に作っているもので、区切る数字を変えただけのグラフです。右の図は、収入はない,1万円未満,5万円未満と区切られており、左の図は、収入はない,10万円未満,20万円未満と区切られています。右の図のように、区切りを1万円にすると【1万円未満は31%】になり「収入無しと同じくらい」という印象を与えています。

しかし左の図のように10万円未満まで合算すると【10万円未満は48.9%】になります。その結果10万円未満が半数近くで突出してしまい、【6人に1人が20万円以上】という情報が霞んでしまいます。【収入はない29.7%】は変えようがない情報なので、最大でも3割前後になるように、まとめましょう。

 

 

伝えたいことを間接的に記載した

このグラフで一番伝えたいことは【アフィリエイターを本業として生計を立てられる収入を得ている人はどれくらいいるのか】ということでした。そのため16.9%という数字を【6人に1人】という言葉に置き換えました。この記載の仕方であれば、より多くの人に分かりやすく簡潔に情報を伝えることができます。

 

魅せるグラフの作り方のまとめ

魅せるグラフの作り方のまとめ
  • 誰に何を伝えたいのかを決める
  • 必要ではない情報を削る
  • 重要ではない情報はグレーの同系色を使って目立たないようにする
  • 伝えたいことが霞むような情報は入れない
  • 分類は細かくなりすぎないように調整する
  • 数字だけにならないよう分かりやすく言い換える

今回の記事では孫正義社長が「一発OK」を連発した社内プレゼンの達人で知られる前田鎌利さんの代表作の一つ社内プレゼンの資料作成術でのノウハウを基に、伝えたいことが的確に伝わるグラフの作り方を紹介しました!

 

最後に

魅せるグラフの作り方は相手に自分の話を聞いてもらう上で非常に重要なテクニックです。グラフを作るのは面倒なので人が作ったグラフをそのまま使いたくなってしまいますが、読み手のことを考えてひと手間加えましょう。手間を加えることであなたの話が格段に伝わりやすくなります。グラフの作り方を変えて、あなたのプレゼン力を高めましょう!

今回使用したグラフ(アフィリエイターの月収)はアフィリエイターとはどんな仕事?の本文中で実際に作成したグラフになります。